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社長のブログ『おふくわけ』

【仏壇店様・葬儀社様向け】儀礼から”想い”の伝達へ。変化する贈答文化と、お線香ギフトの新たなビジネスチャンス

2025-09-09
カテゴリ:仏壇店,葬儀社
お中元やお歳暮といった儀礼的なギフト市場が縮小傾向にある中、進物用お線香の動向にどのような変化を感じていらっしゃいますか?

実は、贈答文化全体のカジュアル化・パーソナル化という大きな流れの中で、
お線香ギフトは独自のポジションを築き、新たな需要を獲得しつつあります。

「会えないからこそ贈りたい」というコロナ禍が浮き彫りにした需要があります。
新型コロナウイルスの影響で帰省や直接の弔問が難しくなった数年間、
私たちはコミュニケーションのあり方を大きく見直すことになりました。
その中で顕著になったのが、「会えないからこそ、想いを届けたい」という切実なニーズです。

実際に、コロナ禍には進物用お線香の販売個数が前年比で増加したというデータもあります。
これは、お中元・お歳暮のような形式的な贈答とは一線を画す、
ご先祖様への感謝、故人を偲ぶ気持ち、ご遺族を気遣う心といった、
極めてパーソナルな想いを伝える手段として、お線香が改めて見直された結果と言えるでしょう。

現代の消費者がお線香をギフトとして選ぶ背景には、3つの大きな要因があります。

1. 宗教観の変化と、変わらない「感謝の心」
「無宗教」と自認する人が増える一方で、お盆のお墓参りや季節の法要といった習慣は、
日本人の暮らしに文化として深く根付いています。
特定の信仰心とは別に、「ご先祖様がいたから今の自分がいる」という感謝の気持ちを表す行為として、
お線香を灯す時間は多くの人にとって大切にされています。

2. スタイルの多様化:「手土産」から「心のこもった配送ギフト」へ
かつて主流だった帰省時の手土産という形に加え、
遠方の実家や親戚宅へお線香を配送するスタイルがすっかり定着しました。
特に、故人が亡くなって初めて迎える**「初盆・新盆」**には、
弔意を示す心のこもったお供え物として、配送で贈られるケースが増えています。

3. ニーズに応える商品の進化
進物用お線香の市場が堅調な最大の理由は、
現代のライフスタイルや多様な好みに合わせた商品の進化にあると言っても過言ではありません。
この進化こそが、私たちの新たな提案の切り口となります。

【お線香ギフト3つのトレンド】
この変化の波を捉え、お客様に一歩踏み込んだご提案をするために、
以下の3つのトレンドを押さえておきましょう。

トレンド1:ストーリーで提案する「多様な香り」
白檀や沈香といった伝統的な香りはもちろんのこと、
ラベンダーや桜などの花の香り、さらにはコーヒーや緑茶、ワインといった
故人が生前好んだであろうユニークな香りが大変な人気を博しています。

<提案のヒント>
「故人様はどんな香りがお好きでしたか?」
「お母様が好きだった桜の香りで、在りし日を偲んでみてはいかがでしょう」
といったように、お客様の思い出のストーリーに寄り添うご提案が、お客様の心を動かします。

トレンド2:住環境に配慮した「機能性」
マンションなどの集合住宅にお住まいの方が増えた現代では、
「煙の少ないタイプ」や「灰が飛び散りにくいタイプ」が根強い人気を誇ります。
香りと同じくらい、お客様が気にされるポイントです。

<提案のヒント>
実際にサンプルを焚いて見せるなど、お客様の不安を解消する丁寧な接客が信頼に繋がります。

トレンド3:想いを届ける「+αのサービス」
配送需要の増加は、単に商品を発送するだけでなく、
贈り主の気持ちを添えるサービスを展開する絶好の機会です。

<提案のヒント>
「時候の挨拶や故人への想いを綴ったメッセージカードの同梱サービス」や、
「喪中見舞い」「初盆見舞い」といったシーン別の熨斗(のし)の提案は、
お客様の満足度を大きく高める付加価値となります。

まとめ:想いを繋ぐお手伝いが、未来のビジネスを創る
贈答文化が「儀礼」から「個人の想いを伝えるコミュニケーション」へと変化する中で、
お線香ギフトの持つ意味合いはますます重要になっています。

単に商品を販売するだけでなく、
お客様一人ひとりの故人への想いやご先祖様への感謝の心に耳を傾け、
その想いを繋ぐお手伝いができる、かけがえのない存在です。

貴店ならではの品揃えと、お客様に寄り添う温かいご提案で、
この大きなビジネスチャンスを掴んでみてはいかがでしょうか。

また、コロナを経て更に変化は激しくなっております。
特に今年のお盆時期はそれを感じました。

この早い変化の波を乗りこなし、お客様へ喜ばれる提案を心がけたいものです★

株式会社坂本屋
岩手県盛岡市中野1丁目27-6
TEL.019-622-0080
FAX.019-622-0081


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線香・ローソク・仏具中心の卸売を展開しておりますが、根っこは「より多くの人たちの心を豊かにしていくこと」です。
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